寝違いの施術
朝起きたら首が痛くて回らない!そんな経験ありませんか?
これはいわゆる「寝違い」と呼ばれる症状です。
「首のコリ」と違い、あまりの痛さで頭を動かすこともままならないのがこの「寝違い」の厄介な所です。この寝違いは俗称であり、医学的な正式名称で呼ぶとすればおそらく「頚椎症」と呼ばれるでしょう。
明確な原因は今のところ解明されていませんが、主な原因として挙げられるのが、睡眠中の寝返りによる体位変換で首・肩・肩甲骨周りの筋肉が硬縮(硬くなってしまう事)だったり、頸椎(首の骨)の変性に伴う周囲の筋肉の炎症・硬縮だったり、精神的なストレスだったり、内臓の疲労が首・肩・背中に関連痛として現れているものだったり、ストレートネック(頸椎の生理的湾曲が正常値よりも少なく、真っ直ぐに近い頸椎の配列になっている状態の事。※病名ではありません)が原因だったりと挙げたらキリがないくらいたくさんあります。
また原因は一つとは限らず、複数の原因が関与することもあります。
しかし、どの原因にも共通して言えるのが痛みを感じているのは「筋肉」だということです。頸椎やストレートネックは骨の事じゃないの?と思われるかもしれませんが、骨に神経は通っていませんので痛みは感じないのです。骨折して痛みを感じているのは骨折した部位周辺の血管や筋肉、靭帯組織なのです。
では寝違いを改善させる為にどのように施術するのかですが、先に記述した通り原因が複数ある可能性もあります(むしろ原因が一つだけというのは稀なくらい)ので、「鍼」と「物理療法」を用いて「筋肉」と「神経」に対して施術すること以外は、お一人お一人アプローチする方法、箇所は異なります。
また寝違い症状かな?と思われたら早期に施術することを強くオススメします。しかしリラクゼーション系のもみほぐしにて患部を集中的にほぐすような行為だけは控えて下さい。高確率で痛みが悪化します。
寝れば治ることももちろんありますが、確率的にもしっかりと施術したほうが治り断然が早く、癖になることも回避できます。
急に寝違えてしまった!数日間寝違い症状が続いている!そんな方はぜひ当院の施術を受けてみて下さい(^^)/
何気なく振り返れることの素晴らしさを実感できると思います♪