むくみの原因①
先日のブログ「梅雨時期に気を付けたい事①」「梅雨時期に気をつけたい事②」で梅雨時期に多い症状をいくつか取り上げましたが、その中の「むくみ」について今回はお話しようと思います。軽視しがちなこの「むくみ」ですが、その背景にはいろんな事情が隠されています。
まずは日常生活からむくみの原因を探ってみましょう。
①仕事柄
お仕事柄、立っている事、座っている事、長い時間同じ姿勢をとっている事が多い方は反復的な筋の動きがないので足の血流が悪くなりやすく、流れが停滞した血管から漏れ出た水分がむくみとして特にふくらはぎを中心とした下半身に現れることがよくあります。
逆によく動き回るのにむくむと言う方もいらっしゃいます。これは筋肉の疲労により動きが悪くなり、血流を促す機能が落ちたことによるむくみです。
②食事
塩分の摂取量には注意が必要です。
例えばきゅうりを輪切りにしてをお皿に載せ、塩を振りかけるとキュウリに含まれる水分はドンドン排出され、お皿に溜まっていきます。お皿に溜まった水こそが「むくみ」の原因の水分です。実際、人間の身体も成人で60~65%は水分で出来ていますので、塩を摂取し過ぎることによってこの実験のきゅうりのように水分が漏れ出て「むくみ」が発生してしまうというわけです。
もちろん水分の過剰摂取や逆に取らなさすぎもむくみの原因になりますので、何事も「適度に」ですね!
またお酒に含まれるアルコールも血管の透過性を高める作用がるため、血液中の水分が外に漏れ出てしまい、「むくみ」として現れてしまいます。この他にもホルモンバランスも乱れや薬の副作用によってむくみが発生しやすくもなります。
次回は病的なむくみの紹介とむくみに対する予防法や施術についてのお話をしたいと思います(゚∀゚)